電話:0566-73-3737 住所:愛知県安城市堀内町山畑64-1
愛知県安城市にあります「とね耳鼻咽喉科クリニック」より病気についてのご案内をいたします。
来院される患者さまに多い病気について簡単にご説明します。
説明している病気は以下の通りです。
このような症状がある場合は浸出性中耳炎が疑われます。
一般に中耳炎というと、夜などに子供が急に耳を痛がる急性中耳炎を想像するかたが多いと思われます。
しかしこの浸出性中耳炎は痛みがあまりなく、自分では症状に気付かないことが多いです。
のどや鼻の炎症などが原因で耳管(耳と鼻をつなぐ管)が詰まり、鼓膜の内側の部屋に液体がたまって起こります。
液体がたまると鼓膜の動きが悪くなり、聞こえにくくなるのですが、液体はゆっくりたまるので聞こえの悪い状態に慣れてしまい、自分では気付けないことが多いです。また急性中耳炎から移行することが多いです。
子供に多い病気ですが、大人でもなることがあります。
治療法は鼻やのどの症状がある場合は炎症を抑える治療を行いながら、鼻から耳に風(空気)を送ったり、薬を飲みます。
治りが悪い場合は、鼓膜を切開して液体を吸引したり、チューブを入れたりします。
花粉症は花粉が原因のアレルギー性鼻炎のことです。
2月ころからのスギにはじまり、ヒノキ、イネ科、雑草などの無害な花粉に対して、免疫機能が過剰に反応し、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみといった症状がでます。
治療としてはまず、アレルギーの原因物質を体に取り込まないようにする環境をつくることです。
マスクの着用やこまめな部屋の掃除をしてください。
とはいってもマスクの着用を常に行うのも困難ではあり、やはりまずは飲み薬の治療となります。
そのほか耳鼻科では鼻の処置やネブライザーなどの局所治療も可能です。
当院では鼻のレーザー治療も行っておりますので、お気軽に相談してください。
花粉症に対しては早め早めの対策が効果的です。
花粉が飛び始める前に受診し、薬の服用を始め、花粉の季節の間も薬の服用を続けていただくと症状がひどくなりにくいです。
早めに受診してください。
検査をおこなうことで花粉が原因であるか、アレルギー反応の程度は高いのか等の診断ができます。
睡眠時無呼吸症候群は寝ている間に呼吸が一時的に複数回止まる病気です。
睡眠時に10秒以上の呼吸停止が1時間に5回以上、または、一晩7時間の睡眠中に30回以上の無呼吸を生じる疾患と定義されています。
呼吸が止まることは脳、心臓に悪影響を与え、合併症(脳梗塞、心筋梗塞など)を引き起こす可能性があります。
となりで寝ている人が睡眠中に呼吸が一度でも止まったら受診を勧めてください。
鼻くう、咽頭の気道が狭くなっていないか調べます。
ファイバースコープ、レントゲンなどを使用します.
また携帯型の機器を使用し、自宅に持ち帰って検査をしていただきます。(保険適応です。)
ご自分で寝る前にセンサーをつけていただき、データを取ります。(数個のセンサーを着けますが、痛みを感じるものではありません。センサーの装着の仕方も説明させていただきます。)
自己管理による肥満の改善やアルコールの制限が必要になります。
睡眠時に装具着用や手術による治療方法があります。